コロナ禍で副業を考えている方も多いようですね。
このご時世ですから、収入の柱はいくつもあった方が良いに決まっています。
会社員でも取り組みやすい副業として、様々な広告を見かけます。
でも、宣伝文句のように、‟そんな簡単に稼げる訳ないよね~”と思うものばかりですね。
例えば私のような仕事を斡旋する講座も見かけますが、PRのやり方をちょっと学んだぐらいで企業の仕事をプロとして受けられるか?と考えたら、その高額講座のカモさんになることは容易に想像がつくと思います。
もしあなたの企業の広報担当者を雇うことになった場合、
1.メディア出身者で、メディアの裏側、行動パターンやメディアが欲しがる情報や考え方を知っているPRパーソン
2.最近PR講座、PRマーケッター講座を学びました!PRはやったことがありませんがこれから複業でやります!というPRパーソン
どちらを雇いたいですか?
申し訳ありませんが後者には報酬を払う価値はないと考えるのが一般的ではないでしょうか?
また、LPの製作や動画編集をする人が少ないから狙い目だという話もあちこちで耳にしますが、需要があるからという理由だけで飛びつくのは安易だなと考えます。
上記のようなクリエイティブな仕事は技術を身に付ければ誰でもできますが、地道である意味大変ですし、それが好きかどうか、本当にやりたいかどうかっていう自分の気持ちに素直になって欲しいなと思います。
私は動画編集できますがやりません。
TV番組ディレクター時代、ノンリニア編集機「Premiere Pro」を使って自分で編集して、エフェクトかけて、BGMを選曲して、効果的にBGMを挿入して、テロップを作って、効果的にテロップを入れて・・・という作業を1人でやっていたので、YouTubeを撮って編集しようと思えば余裕でできます。
ちなみに私はデジタル編集が始まる前の「リニア編集機」だって使いこなせますよ!!(歳がバレる?)
「元プロですから!!!」
でも、私はそれが好きではないのです!!
私は編集に時間を割くことよりも、広報PRの必要性を皆さんに知ってもらって、自社に取り入れてもらって、沢山のメディアに取り上げてもらうお手伝いをすることに喜びを感じているのです。
編集作業というものは、やり方を学べば誰でもできるけれども、メディア側の視点の広報コンサルティングは私にしかできないことですから。
だからもし今後YouTubeをやることがあっても、自分で編集するなんて時間の無駄なことはしません。
クリエイティブなことはその道のプロに発注することが効率的です。
それと同じように、独学で広報PRを学んで手探りでメディアアプローチするのは非効率的だと思っています。
そんな回り道をしないで、一度プロに頼んでみるのが成功への近道ですよ!!
「初心者マークのPRパーソン以外で・・・」
今日は辛口になってしまいましたが、副業を探されている方も、自分の強みを発揮できる「心から楽しい」と思える仕事を見つけられたら良いですね。
誰にでもできる仕事 < 自分にしかできない仕事
を意識してみて下さい。